土地改良施設の多面的活用

土地改良施設の多面的活用

2015関東学生トライアスロン大会

イベント 2015.06.28

今年で18回目を迎えた「2015関東学生トライアスロン選手権那須塩原大会」が、6月28日、水土里ネット那須野ヶ原(那須野ヶ原土地改良区連合)の管理する戸田調整池(栃木県那須塩原市)にて、開催されました。
前日まで降っていた雨も大会当日には上がり、青空が見え、梅雨時期ということを忘れてしまうような涼風も吹き、さわやかな日となりました。大会中には水土里ネット那須野ヶ原の受益者を中心とする
戸田行政区から、毎年恒例の巻狩鍋、おにぎり、牛乳などが選手やギャラリーに振る舞われるなど、イベントを更に盛り上げてくれました。
那須塩原市、那須塩原市教育委員会をはじめ那須塩原警察署、黒磯那須消防組合黒磯消防署、協賛各種団体・企業、個人、地元の中学生・高校生、市民のボランティアの方々が地域ぐるみでトライアスロンを支え、応援していこうという熱い思いが集結し、選手たちに更に闘志を湧き起こさせてくれたことでしょう。
水土里ネット那須野ヶ原では、「21世紀土地改良区創造運動」における土地改良施設の多面的利用の一環として、土地改良施設を広く開放しているもので、渡辺理事長と星野参事が大会役員(顧問)として就任し、大会の運営を積極的にサポートしています。
今年度も、関東圏内の大学生が男子280名、女子61名、合計341名がエントリーし、スイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン10㎞を走破するというまさにアイアン競技が繰り広げられました。

 

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那須連山の裾野、那珂川の清流が貫く緑豊かな自然に恵まれた那須塩原市の、農業用水の要ともいえる戸田調整池において、若いアスリート達が精神力と体力を競い合うこの大会が催されることは、いにしえの頃より「水」を求めて闘い続けてきた先人たちの熱い思いと重なり合って、困難に挑み続けることの素晴らしさを学生らにも感じていただければと、思いを馳せました。
戸田調整池から外に出たバイク・ランの競技コースには那須疏水が流れ、競技中の選手たちの目にもとまっていることでしょう。
これからも、地域と人々のコミュニケーション構築の場として、我々の施設が大いに活用されることを願っております。

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